3日もすれば5月になる今日(4月28日)、友人たちと長野県小川村に里山の散策に出かけた。
友人が「今日あたり最高だよ」というので、標高700mの小川村立屋の江戸時代に番所があったという所の桜を見に行った。
ここには樹齢300年以上と伝えられる『立屋の桜』と呼ばれるエドヒガンザクラがある。ただ、さすがに高齢のためか樹勢が衰え気味だった。
それでも、番所役人として赴任した初代から10代目という鈴木夫妻が長寿な『立屋の桜』の実生で育てた台木にベニシダレザクラを接ぎ木したという樹齢約60年の『番所の桜』は写真のように見事に咲いていた。
今は山奥の一軒屋のように見えるが、江戸時代には街道の要衝で、大町・糸魚川からの魚介類が運ばれ、信仰の戸隠、善光寺にも通じる街道分岐点として、旅籠や茶屋、鍛冶屋、握酒屋(あげざかや?)、雑貨屋などが軒を並べていたそうだ。
明治5年に番所制度というものが廃止され、交通網も山の上から、犀川沿いの国道や国鉄篠ノ井線に変化して、昭和28年には最後の店も下に移り、その後は1754年に新築されたという鈴木さん老夫婦の1軒だけになったそうだ。
桜を楽しんだ後は、芽吹き始めた山の中を半日回ってみた。
今は樹々が多いものの、林の中には 筏遺跡など、縄文時代、平安時代、戸隠神社をそっくりこの地に移したという戦国時代、・・・と人々の営みが生き生きとした場所だったようだ。
今は3000人を切った小さな村。
5年前の2008年6月15日には長野市と合併するかどうか住民投票が行われ、有権者の9割近い投票の結果、「自立」の道を選んだ(自立1280票、合併1180票)。
そして今、2013年、政府は道州制を進めようとしている。
大きいこと、多いことが良しとされる時代風潮の中、あえて小さいことを選択した村の大きな桜のたもとで、雄大な北アルプスの眺めを楽しみながら、「地域の自立」に思いをはせていた。
2013年4月28日日曜日
2013年4月22日月曜日
雪中桜
雪の中の桜・・・それも満開。
山の木々には霧氷、林の中は雪。肌寒く、気温2度。そんな中で桜が満開・・・。冬? 春?
4月21日、信州木曽路平沢の夕方、国道19号沿いの景色でした。
この日、昼間に岐阜県加茂郡八百津町久田見地区で春を祝うきらびやかなお祭りを観たばかりだった。豪華絢爛な6両の山車の上で国の無形民俗文化財に指定されているという「糸切りからくり」という技法で人形劇が披露される。
「祭り神事規約」という決まりがあり、お祭りの関係者は皆さん禁酒だそうだ。厳粛に古式にのっとり、そして豪華なこの祭りが終われば田植えの季節が始まる。・・・そんな祭りの後、東美濃から木曽路を北上したら、雪中桜の風景だった。
山の木々には霧氷、林の中は雪。肌寒く、気温2度。そんな中で桜が満開・・・。冬? 春?
4月21日、信州木曽路平沢の夕方、国道19号沿いの景色でした。
この日、昼間に岐阜県加茂郡八百津町久田見地区で春を祝うきらびやかなお祭りを観たばかりだった。豪華絢爛な6両の山車の上で国の無形民俗文化財に指定されているという「糸切りからくり」という技法で人形劇が披露される。
「祭り神事規約」という決まりがあり、お祭りの関係者は皆さん禁酒だそうだ。厳粛に古式にのっとり、そして豪華なこの祭りが終われば田植えの季節が始まる。・・・そんな祭りの後、東美濃から木曽路を北上したら、雪中桜の風景だった。
2013年4月9日火曜日
地歌舞伎(じかぶき)観たぞぉ~!
3月31日(日)に、岐阜県中津川市福岡の常盤座で地歌舞伎を観た。
東美濃地方での今年度の千秋楽とあってか、古い歌舞伎小屋に満員の観客だった。
生まれて初めての体験だが、地歌舞伎というものがこんなに楽しいものだとは思わなかった。
客席では家族、友達らしいグループがお煮しめなどを広げ、おじさんたちは一献傾けながらのおおらかな歌舞伎鑑賞だった。
私はカミさんと二人で、長野から片道3時間半のドライブで行ってみたけれど、無理して出かけた甲斐があった。私たちも会場でおでんと朴葉寿司(ほうばずし)を買って、幕間に食べながら、気楽に観させてもらった。
前の晩にインターネットで作り方を調べて用意した「おひねり」をわくわくしながら投げてみた。
子供の時には東京・銀座の歌舞伎座に時々姉に連れられて行ったけれど、観客が役者と一体になれる密度の濃い楽しさはやはり地歌舞伎ならではのものではないだろうか。
保存会の大人たちの上手な演技よりも、子ども歌舞伎のほうにどっとおひねりが飛ぶのは合点がいく。写真は子どもたちの『絵本太功記 尼ヶ崎閑居の場』。じいちゃん、ばあちゃんが投げるおひねりはことのほかカラフルだ。
この常盤座という地歌舞伎小屋は明治23年に作られた回り舞台をもつ、とても歴史を感じられる建物で、今は常盤座歌舞伎保存会の方たち、わずか17名で守っておられるそうだ。
応援したいが、まずは歌舞伎を楽しむだけでも・・・・・・と思います。
今後のスケジュールなどは『岐阜自慢ジカブキプロジェクト』(http://jikabuki.com/schedule/)などに出ているようです。
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